オッサンのバイク生活日記(200)

11月12日(木)

朝4時半起床。5時に予約してあるレンタカーを取りに行く。先月に続き今月も目指すは滋賀県木ノ本にある鶏足寺へ紅葉を見に行きたかったのだが、今年はコロナの影響で紅葉の時期の一般受入を中止している。で、他に調べて見たところ孤篷庵という仏教寺の紅葉がきれいだというので、時期的には少し早いと思ったが行ってみることにする。今日は前回より1時間ほど遅く午前7時出発。途中、道の駅池田温泉に寄るがまだ開いていない。トイレ休憩の後さらに30分ほど走りこんどは道の駅伊吹旬彩館へ寄る。が、まだ開いていないので水分補給だけして出発。ナビに文句を言いながら、時には無視して孤篷庵を目指す。9時30分到着。駐車場に車を停めるがよく見ると第2駐車場と書いてある。ということはもっと近いところに第1駐車場があるはず。案内板を見ると細い道の先に第1駐車場があるらしい。ほんの1分ほど細い道を行くと第2よりかなり大きな駐車場が現れた。車は1台も停まっていない。車を降りると辺りは静まり返っていて、時折取りの鳴き声がする程度。すると、山の方からトントントン、トントントン、という音が。少し間があってまたトントントン、トントントン。音のするほうを注意深く見てみると、なんとアカゲラが木をつついている。急いでカメラのレンズを望遠に換え、かなり遠かったが写真に収める。カミさんは  「初めて見た」  と興奮している。私自身もアカゲラを見るのは長い人生、確か三度目…。しばらく気をつついたあと飛んでいきました。
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     参拝道を進んでいくと、所々赤くなったもみじが見られたがまだ少し早い感じ。山門をくぐり参拝料を納めようとしたが受付らしき場所はない。本堂の入口を入ると上がってすぐの所に参拝料を納める箱とパンフレットが置いてありました。ひとり300円を箱に入れ、まだ誰もいない本堂、庭園をゆっくり見てそろそろ出ようとした頃に3組の人たちがやって来た。カミさんが御朱印をいただくために本堂入り口横の呼び鈴を押すとまもなく住職らしき人が奥から出てきた。御朱印をお願いすると奥へ入り数分で御朱印を持って戻ってきた。300円。
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駐車場に戻るとマイクロバスが停まっており、10人ほどの年配の方が添乗員らしき人の話を聞いていた。バスの窓には○○俳句会の文字が…。早めに来てよかった。

とりあえず駐車場から車を出し、第2駐車場の長浜市案内板で次の行き先を決める。小谷城址。20分ほど車を走らせ、すぐに小谷城址のある山の麓に到着。バカでかい兜がある。
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7年前のNHK大河ドラマ[ お江]の記念で作られたものらしい。車で上まで登れるようなので次第に細くなっていく山道を登っていく。これ以上は行き止まり、というところに少し広いスペースがあり、小さく🅿のマークが出ていた。白線も何も無いので適当に停めろということなのか。2台の車が縦列駐車で停めてあったので反対側に車を停め歩いて城跡の方へ行く。大きな案内板があり見てみるといちばん先の[ 大獄]までは1710m。距離が遠いことより案内板の隣にあった[ 熊出没注意]の看板が気になる。[ 音の出るものを身につけて進んでください]という立て札もあった。
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都会から来た人はまさかそんな事は…と思うか、怖いから先へ進むのはやめようと思うのかわからないが、少なくとも我々は恐怖を感じる。ここへ来るまで伊吹山の麓を通過中に野生の日本猿が数匹道端で遊んでいるのを見かけたし、車にはねられたであろうタヌキの亡骸を避けて走ってきた。クマが出てもなんの不思議もないと思ってしまう。進むか戻るか決めかねていると麓から登ってきたらしい5,6人の登山グループの人達がやってきた。皆リュックサックを背負い、そこには熊鈴が付けられている。この人たちの後をついていけば安全というわけではないが、もしもの時に何とかなるだろう、ということで少し離れて後を追う。1700mはさすがにしんどいのでせめて途中の本丸跡まで行くことにする。途中眺めの良いところで写真を撮ったり休憩したり、登山グループの人たちもワイワイ言いながら同じように写真を撮ったりしている。つかず離れずしばらく岩の道を登って本丸跡に到着。登山グループはさらに先へと進んで行ったが我々はここまでで満足。他にも数名の人達が来ておりました。これだけ人がいれば熊も出てこないだろう。たぶん。しばらく琵琶湖を眺めたあと、先程の案内板まで戻る。
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山の保全のための協力金募金箱なるものがあったので少しだけ協力させてもらった。駐車場へ戻ると来た時より車の数は増えておりほぼ満車状態。車を出して次なる目的地、道の駅浅井三姉妹の郷へ向かう。孤篷庵にあったこの道の駅のパンフレットにレストランのメニューが載っていて昼食はそこで、と決めていた。15分ほどで到着。売店をひと通り見たあとレストランへ。カミさんはお市御膳、私はハンバーグ御膳、どちらも1480円。満足でした。
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マスクを付けた浅井三姉妹の写真を撮り帰路に着く。湖北水鳥ステーションへも行きたかったが、時間的に難しいので次回ということにする。

途中、朝にも寄った伊吹旬彩館に寄りジェラートを食べる。
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さらに道の駅池田温泉に寄り買い物。さらにさらに道の駅パレット大野に寄り買い物。まぁ、女性は買い物が好きなのでね…。5時前に帰宅。2人ともすぐに仕事に出かけたのでありました。