オッサンのバイク生活日記(209)

12月13日(日)

     昼、多治見市虎渓山にある永保寺を目指す。ここはカミさんが知り合いから聞いてきて行ってみようということになった寺。1時間ほどで行ける距離。スマホのナビに行き先を入力して出発。迷うことなく1時過ぎに到着。まずは駐車場の案内板で虎渓山全体を確認する。いろいろ見るところがありそう。
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JR中央線の踏切を渡り少し歩くと左手に続芳院が見える。綺麗に整備された庭の奥にカッチリとした感じの建物。一般公開はされていないようなので庭の端から眺めるだけにする。
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まだ残っていた紅葉の枝が張り出した坂を少し下っていくと、端がピンと跳ね上がった屋根が見えてくる。左手にある受付案内所で御朱印をお願いする。寺の拝観は無料。受付脇に「ご自由にお持ちください」と書かれた箱があり中には大きなカレンダーが入っている。本当にもらっていいのか迷うほど立派なカレンダー。ありがたく頂戴する。(最後の1冊だった)  でもこれから寺を見て回るのに持っていては邪魔になるのでジャケットの背中に入れる。裾にゴムが入っているのでずり落ちる心配はない。先ほど見えていた魅力的な屋根の建物をまずは見てみる。国宝観音堂(水月場)。なんとも言えぬ古く美しい堂。とにかく屋根の形に見入ってしまった。
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観音堂の前には池があり、無際橋という橋が架かっている。歩いて渡ることができ、橋の上から池を眺めると鯉が泳いでいた。
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橋を渡ると右手奥に坂道が見える。どこへ通じるのか分からないが行ってみる。10分も上らないうちに道路に出た。先には公園があり展望台があったので上ってみると多治見の街が一望できた。また、道路沿いには大きな観音さまが立っておられた。この道路から戻ることもできるようだったけど遠回りになりそうだったので来た道(坂)を戻る。
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今度は観音堂に向かって左手奥の国宝開山堂へ。この堂も屋根の端がピンと跳ね上がっていて美しい。立ち入り禁止で近づくことはできなかった。もう一度無際橋を渡り(さっきとは逆方向から)観音堂裏にある六角堂へ続く階段を上る。六角堂へは近づくことはできなかったけど、上から見る観音堂もまた綺麗でした。
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すぐ近くには保寿院がありそこも拝観。つくばいの石には京都の龍安寺と同じく吾唯知足の文字が見える。
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いろいろ見ることができて満足し駐車場へ戻る。駐車場脇には茶店があり、おでんの旗が…。けっこう歩いたので休憩がてらはいる。いかにも味が染み込んでいそうなおでん。美味でありました。
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帰りは多治見から土岐へ向かい、バイクではよく行くカフェブロッサムへ。カミさんと行くのは初めて。時間が遅かったのでマフィンは売り切れていたが、クリスマスのデザートとコーヒーを頼む。これまた満足できる味でした。
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大切に持ち帰ったあのカレンダー。よく見ると○○工務店の文字があり、中はその工務店が建設した住宅の写真ばかり。そういうことか…(笑)